そういうこと

なんとなく察する感じのブログなんですけど、嵐のコンサートに行ってきました。ので、ブログを書きました。感想じゃないし、すごく長いし、自分のために書いたものです。でもまあ読んでくれるひとがいるんなら〜的な感じです。ようするに、読まなくても良いけど似たようなひともいそうだなと思ったのはある。

元来、わたしはふたつのものを同時に好きになることができない不器用な人間です。

例えば、そのとき好きな漫画があればそれに熱中するし、それまで好きだった漫画は気が向いたときに読む程度に変わって、次に読んだときには「なつかしいな」という気持ちでそれを読むことになります。そもそも、熱しやすく冷めやすい。好きなものには一直線になってその熱を隠すことなく追いかけるけれど、同時に冷めるのも早い。三ヶ月保つとだいぶ保った気がします。それくらい。ワンクールのドラマかよ。そういやドラマにもずいぶんハマってた時代があったな〜、なつかしい。

ドラマや漫画や、小説に映画には終わりがあります。どこかで連載が終わって、放送が終わって、完結する。そういうものを好きになることが多い人生でした。

だからずっと一定で供給があって、終わることのないものに熱中することになるとはまったく思いませんでした。

そんなわたしが、嵐というアイドルグループにハマることになります。本格的にファンクラブに入ったのは大学一年生のとき。ジャニオタという二つ名を名乗る勇気が出たのはそのときです。人生なにがあるかよくわかんねえなと思った。なんならわたしはただのオタクなので、そもそもネットに蔓延るうるさいジャニオタが好きじゃなかったから。対面するジャニオタのことはなんにも思ってなかった。ジャニーズのことは「えらい綺麗な男の子がたくさんおるなあ」くらいにしか思ってなくて、ドラマで見るとへえ、この子ジャニーズなんだと思う程度でした。山田さんとか特にね。歌番組に限っては、なんでジャニーズばっか出すのとキレることはあった。いまはその理由がわかるけどさ。

それでも実は相葉雅紀というひとは、わたしにとって別枠にいた存在なのでそれまでもぼんやり活動を追っていたところは、あります。

高校生まではなにかを真面目に好きになるのが恥ずかしかった時期だと思っていて、中学生の頃は真面目になるのがダサいと思っていました。体操服なんてちゃんと着たことないし、授業中はずっと本を読んでたし、掃除だって真面目にした覚えがないし。不真面目なのがかっこいいと思ってた時代です。ちなみに不真面目と不誠実はずいぶん違うし、わたしは昔から誠実でいたい人間だったからそこは勘違いしないでくれたらめっちゃうれしい。

だけど高校に入るとそんな恥ずかしさはどんどん薄れていきますよね。好きなものは好きでいたらいいし、好きなように追いかけたらいいじゃんと卒業らへんでやっと思う。めっちゃ遅い。クラスメートにジャニーズ(相葉さん)が好きだって言えなかった自分グッバイ、これからは相葉さんに生きるから、と大学生一発目の自己紹介は嵐が好きだってたぶん言った。そのせいで同じ学科にリア充のヤンキーだって勘違いされました。すぐにただのオタクじゃねーかとバレるけど。

わたしは嵐がアイドルを続けてくれる限り、あのときの気持ちのまま好きでいるんだろうなって漠然と、ずっと、思っていました。例え、好きなアニメが放送されても、これだけ嵐ばかり見て好きが爆発しそうになるくらい好きなんだから嵐が一番なんだろうって思ってた。この四年間くらい、たくさんアニメも見たし、ドラマも見たし、漫画も小説も読んだ。好きだって思うものはあったけど、わたしの中で一番になった嵐には勝てなかった。

別に、それはそれでいいんですよ。違うジャンルにわたしの中の二番や三番がたくさんあるのはずいぶん楽しい。

だけど、わたしはHey!Say!JUMPというアイドルグループに出会う。

初めてコンサートに行って、そのあとたくさん調べて、いろいろ苦労してきてるんだなあと思ったり、お顔がどストライクすぎる岡本圭人くんがいたり、馴染みのある山田涼介さんがいたりするという理由だけで、アイドルという枠で、二番目に好きだと言っていた。二番目というか、気になるくらいには思っていました。昔の番組を見たり、CDが発売されるなら初回だけ買ったり、歌番組に出るなら録画したり、新しい番組が始まるときには毎週録画し、リアルタイムで見て沸いた。圭人さんが初回だったからなおさら沸いた。

だけど、一番はずっと嵐でした。今年の六月までは。うまいことできた世界だと思うけれど、六月のワクワク学校は「気になる」Hey!Say!JUMPが嵐先生の元で生徒になると聞いてうれしくてたまらなかった。好きなものと好きなものの共演だって思った。そんなうれしいことはないなと、ほんとうに思いました。

運が良くて、大阪のワクワク学校に二回も入学して二回も卒業できたわたしは、気づいたら二回目のメモはほぼほぼ圭人さん、もしくはHey!Say!JUMP中心になってた。びっくりするくらい圭人さんばっかり双眼鏡で追ってた気がします。なぜなら授業の内容が、好きではなかったから。素直に言うけど、去年の方がずっと楽しかった。ありがたいことに2012年から毎年行くことができているので、どの年か聞かれるとわからないけど、授業名を言われると「ああ、あれね」と言える。でも今年のは、今年のくせに、もう言えない。翔ちゃんが走ってたこととか、大野さんがファイアーって言ったり、相葉さんが年末でにのくんがお米でじゅんちゃんが盆踊りでってことは言える。でもどこがよかったとか、びっくりするくらい覚えてない。嵐があそこで言ってたのは生きてく上でめちゃめちゃ大事なことなんだろうなとは思います。大事で素敵で、人間がわかってなきゃいけないことなんだろうと思ったし、いまでも思ってる。いいこと言ってたなってことはそれくらい、わかるよ。だけど、最初から世界の常識で答えが決まっているようなことを教えるイベントだったっけ、と考えた。

わたしは、嵐がどう思って、どういうことを考えて出した答えなのか感じたかったんじゃないか。もし嵐がそう感じてなくても、いままでの授業はそういう風に思えるものだったんじゃないか。

なんて、いろんなことを考えさせられましたよ。それってようするに、事は、ずいぶん重大なんじゃないかとも気づいた。それからどんどん、わたしは嵐の売り方にハマらなくなっていきました。気づいたらレギュラーは見なくなっていたし、宮城だって応募しようとも思わなかった。そこにがっつり入り込んだのが、ご存知Hey!Say!JUMPでした。

すごいタイミングだなといまなら思います。たぶん、似たようなこと考えてたひとはいるんじゃないかなあ。どんどん嵐が日本に歩み寄っていくことに抵抗したいファンはいたんじゃないかな。

こんなとき、にのくんが言ってた「コンサートはただの人間が神格化される場所」というのをどうしても思い出してしまう。その通りでした。コンサートでなくても、嵐はもはや概念になりつつある気がしていて、それは世界が「嵐」という概念を作り出してしまうほど、大きくて誰もが知っている、そういうアイドルグループなんだってようやく、俯瞰して気づくことができた。

それでも、わたしは嵐のことが大好きだし、Hey!Say!JUMPのことだって大好きです。だけど、わたしは、わたしが同じ世界軸に存在するものに「大好き」なものをふたつ持つことができないことを知っている。諦めが悪いから、ずっとどっちも一番だって言うつもりでした。

あれだけいつでも集めていた相葉さんの画像を六月以降からほとんど保存しなくなったことに気づいても、ファンクラブのメール以外で嵐の情報を追うことがなくなったとわかっていても、同じだって言い続けた。もう頑なになってる時点でふたつを好きだって言うのを諦めればよかったのにといまなら言えるけど。

そういう、他人から見たらどうでもいいことをずっと悩んでいました。わかってるんだよ、「別にいいじゃん、どっちも好きで」って言われることは。わたしだってそう言うもん。友だちに似たようなこと言われたら「どっちも好きなんだったらどっちも好きって言えばいいんじゃないの?一番なんて決める必要ある?」って言うだろうな。そのままそっくり、わたしはわたしに言ってやりたい。だけど、なんだか嵐のことを話すたびに白々しく思えたから、嵐の話は自主的にしないようにした。みんなと同じテンションで好きだって言ってていいのかよくわからなくなっていたから。嵐を一番好きなひとと同じように嵐ファンとして存在してていいんだろうか、みたいな、ことを思っていた。それはHey!Say!JUMPでも同じで。

好きの大きさに、意味はないとか、そういうことはよく思うし他人にも言うくせにわたしは自分のそういうところがどうしても許せない性格らしかった。そういう変な方向に真面目になりすぎたなって思ってます。他人が見てない番組があっても「それ見てないから嵐ファンじゃねーよ」みたいなことはまったく思わないのに、わたしはわたし自身にそういうことを勝手に課せてたと思う。それを見てないからって、別に好きなことに変わりないってわかっているのに。どんどん見てない番組が増えるたびに釈然としなくなっていくんですよ。これでいいのかみたいなことを思っちゃうんですよ。バカだから。勝手に自分で決めたくせにな。

世界は思っているよりずっとやさしいから、受け入れてくれるのに。そういうことを知っているくせに白黒はっきりつけなきゃどうしてもやりきれなかったところがあった。

今回そんな宙ぶらりんな気持ちのまま、嵐のツアーに行ってきました。札幌初日。ただただ、圧巻でした。ツイッターにもちょっと書いたけど「すごい」と「楽しかった」が共存するものだとは思わなかった。むしろ「すごい」のほうが勝ってた。ここまでコンセプトをしっかりさせて、なにをしたいか明白にして、ちゃんとこなすひとはもしかしたらこの五人以外にこの先いないんじゃないかと、終わった直後はそういう絶望のような希望を感じるような造りだった。いまでもすごかったって言える。

ここからは勝手に、わたしの主観の話になるから、腹が立ったら静かにブロックしてほしいし、見なかったことにしてほしい。嵐が好きだから、思ったことを言うつもりだけど、そう見えない可能性のがきっと高いから。

この間、わたしはありがたいことにHey!Say!JUMPのコンサートに行けました。すっごく行きたかったから、すっごくうれしかった。嵐のコンサートだってすっごく行きたかったから、当たったときはうれしかった。同じくらいのテンションだった。だからこそ自分の中で勝手に比べることができたんだけど、Hey!Say!JUMPのコンサートのほうか、楽しかった。このグループの未来のことを考えるとすごく楽しかったし、考えさせられることはすごく明るい未来だった。純粋に楽しんだのは、そっちだった。嵐のコンサートが純粋に楽しめなかったとかいうわけじゃないです。でもどこかにこのグループはどこまで行くんだろうみたいなことを思っていたところはある。夢から覚めた気分だった。わたしは嵐の見る夢をずっと一緒に見ていられるんだろうなって思っていたのだけれど、嵐はぜんぜん違う夢を見ていた、というのがなんとなく近い表現かもしれないです。

だから、このコンサートは一生忘れないんじゃないかなと思ってます。忘れないだろうな。内容じゃなくて出来事として残り続けると思うくらい、大きいことだった。これからすっきりと「いまはHey!Say!JUMPが好きかな」って言える転機になったので。

ここまで読んでるひとなんかほとんどいないと思ってるんですけど、ようするにこれは流行りの担降りブログらしいです。担当Gを降りるブログです。でもほとんど自分のために言語化しただけだから、許してほしい。毎回ブログ書くたびに許しを請うてる気がする。そんな感じ。だけど嵐が嫌いになったわけじゃないからこれからもお茶の間では応援していきたいと思う、そう決断できたコンサートだった。

しかし北海道めっちゃ楽しかったです!!!食べ物おいしいし、観光地楽しいし、いのちゃんハンガーをお迎えしたし!お土産も史上最高に買った。浮かれてた。明日からバイトしまくるしかない。

北海道よいとこなので、みなさん一度いかがですかね、ピュアホワイト、奇跡の食いもんでしたよ。

キミアトラクションのMVとメイキングの超個人的感想


キミアトラクションのMVとメイキングを見たよって話。わたしのためのメモみたいなもん。だってもう吐き出したくってたまんなかったんだもん。140字じゃ足りない。

 

〈キミアトMV〉

・カーテンから登場するHey!Say!JUMP(平均年齢23歳)かわいいがすぎる。それぞれ自分の特徴踏まえすぎ。

・圭人さん紳士ポジだもんね、そう登場するしかないよねって思ってたらクールビューティー雄也が澄ましたお顔で出てきて息を飲んだ。
・そもそもカーテンが開いてそこにHey!Say!JUMPがいるなんて視覚的なしあわせがありすぎるよな、これ。
・テーブルに一列に並ぶHey!Say!最後の晩餐JUMPの食卓に並ぶものがあまりにもファンタジーでいったいこれは男性アイドルのMVだったろうかと頭を抱えるしかなかった。
・トランプが大きいことによってみんなのお顔の小ささが如実。すごい。トランプひとつ持っても自分を引き立たせるものになってやがる。天才か?大きいトランプ持たせたやつを連れてきてくれ、金一封を与える。
・ひかけとゆとありの「ドキッ」が予想外すぎて変な声出た。こっちが死ぬほど「ドキッ」としたわ~とか思って一時停止したらどうやら向こうも「ドキッ」ってしてた。全部見せてくれよ感。
・そのあとの圭人さんの「そばにいるけど」の前で光くんの肩をぽんぽんしてるの見て、あっ控えめ……ってときめいた。やさしい。ぽんぽんがやさしい。
・裕翔さん、手に刺したマカロンタワーで圭人さんのこと追いかけまわさないでください。情緒が心配です。
・サビのいのちねはまるっとぜんぶスノードームにしてください山田さん。頼んだ。
・ケーキトングをマイクにする山田さんの情緒をちょっと心配する。
・造花をトランプで仰ぐ雄也と息吹きかけるやぶさん。これが歳年長組かよ……(天を仰ぐ)
・ハイヒール眺める裕翔さんの変態っぷり。
・わがままを体現する雄也がもうわがままなぶりっ子な女子にしか見えなくてはやく髪切ってほしい。わたしが性別を間違える前に。
・おにいちゃん(光くん)をおんぶする弟(圭人)。
・椅子に正座していたはずなのに瞬間的に飛び出す山田さんの瞬発力がヤバい。おもしろすぎる。
・結果的にマカロンタワー食す圭人さん。もうそれでいいんだな、君たちは。
・肩組んでるのとか一列で電車みたいになってるHey!Say!JUMPのマスコット感。売ってくれ。
・女の子を見上げてるであろう山田さんのお顔のうつくしいこと……造形美がすぎる。

 

〈メイキング〉
・圭人さんのことをうしろからハグする光くんに理解が追いつかなくてほとほと困った。なにしてるんですか光さん。あなたそういうこと圭人さんにやらないでしょ。
・「割愛!」の光くんのかわいさ。
・くるくる回る有岡先輩も閉じ込めて時計にしたい。カチカチ言うヤツ。
・山田さんに「あら、かわいい」っていうやぶさんがかわいい。山田さんもかわいいしやぶさんもかわいい。かわいいとかわいいの夢の競演かよ。
・圭人さんソロカットでわ~って回ったあとに「はっ」って言っちゃうのあざといよ。あざとい。もう回ってるときの手の仕草がずるい。圭人さんちょっと指丸いよね?
・裕翔さんちょっとバレエ感出してきてるな?出してるだろ?
・お願いだから圭人さんにトランプ引かせてあげて、裕翔さん。
・「世界中で一番素敵な君に届けるよ」のとりんとりんのお遊びが毎度かわいい。その箱にはなにが入ってるんですか、指輪とかですか。そういう小ネタ仕込んできてる感じですか。
・作り物のケーキに一生懸命スプーンを刺そうとする裕翔さん。
・おもむろにトランプをうしろに投げ始める裕翔さん。
・圭人さんの頭に花を乗せるところまでは理解の範疇だけどケーキを飾り出す裕翔さん。それに乗ってあげる光くんはやさしい。
・ビデオチェックの後ろで恐竜になる裕翔さん。以上、とりあえずわたしの理解の範疇を越えた、情緒を心配する裕翔さん四点です。すっごく好き。
・圭人さんのメンテナンスをする裕翔さん。
・「頭がゆるんでる」「LOVE&PEACE」「廃棄だ廃棄」「これ廃棄だな」
・唐突ないのあり劇場の開幕に男子高校生の昼休みを見た。
・「俺、もう、もっぱらごめんだよ」「もっぱら(半笑い)」
・後ろで見てる山田さんのこいつら(いのあり)もうダメだ感。
・主にテーブルの左側の奇行がすぎるおかげで右端にいるやぶたかが非常に落ち着いて見える。
・「俺がナンバーワンだ。周知の事実。自他ともに認める」「わたしがナンバーワンです」「貴様がナンバーワンだァァァァ!!!(高音)」サイコーに意味がわからない。
・「角度を決めて~♪」角度を決めてどうすんだよ!!!なんだよ!!!おもしろすぎかよ!!!
・やぶさんを乗せてくるくる回る裕翔さん。おにいちゃんをおんぶするの流行ってる?
・「そばにいるけど」で後ろから光くんを抱く圭人さん。光くんのお顔。「ちけえよ」って言いたげだけど、やっぱり「そばにいるけど」が自分に言われてるみたいで「怖い」と仰った方のお顔じゃない。
・両手で君はナンバーワンするわたしの担当の園児感。ていうかその前三人くらいも園児がいたぞ。
・Hey!Say!JUMPともなれば肩組むと自然とステップも踏んじゃう。
・光くん「情緒がおかしいよ」それはもう、節々から感じてる。
・全員で〆のコメントするとぜんぜんまとまらないHey!Say!JUMPから、ほんとうに個性の塊だなって思う。これからもまとまらなくていいよ、メイキングのときは。テレビでは頑張ってくれよな。
・今回一番情緒を心配した裕翔さんがすっごく真面目で的確な話をしたあと、隣の圭人さんが明後日の方向を見てるのが気になりすぎてごめん。話聞いてる?セット気になった?
・圭人さんに逃げる有岡先輩。
・「圭人どうだった?」「けいとねえ~」
・ぞろぞろとハケてくときの笑いを堪えられないいのちゃん。
・オチの光くん、安定の紙コップネタ。鉄板にしていくの、それ。かわいいな。
・山田さん「たまに全員でしゃべるとこうなるからもう二度と全員でしゃべらな(ごにょつく)」そう言う山田さんがほんとに好きだわって思う。ごちゃついてたのをその一言でまとめてくれるセンス。さすがのエースだよな。

 

ツッコミどころ多すぎてこんな感想になったけど総じてすごくよかった。

かわいいのゴリ押しがいっそ気持ちいい。「不思議の国のアリス」と「シンデレラ」という主人公が女の子であることとおとぎ話くらいしか共通点がないはずの話をミックスさせて文面的に混乱させておきながらも、出来上がったMV見るとなんかよくわかんないけどかわいいからいいや、と強引に納得させるの、嫌いじゃないよ。ピンクのエフェクトに最初、やべえ目が痛いとか思ってたけど、もう見慣れた。かわいいもんは正義だって言ってる。

そのくせカップリングはどれをとってもかっこいいのズルいな。曲はバラエティーに富んでてたった五曲しかないのにアルバム聞いたのかなって思うくらい満腹になった。いやあ~、本気ですなあ、事務所。

たった四千円近くでDVD二枚ついてきて、六曲も聞けちゃうの、お得感しかなかった。ありがとうな。これからも強く生きていけるわ。

Shall We?に魂を抜かれた

 

どうもこんばんは、世間は「キミアトラクション」のフラゲでにぎわっています。ちょうど嵐もアルバムが発売で、ジャニオタ的には忙しい一日でしたね。わたしも忙しかったです、感情が。

ネタバレじゃないですが「Shall We?」という曲の話をするんで、聞いてなかったり、おまえのそういう話はもういいからと思ったりするひとは静かに右上のバツを押して。逃げろ。逃げるんだ。

 

まあ、そもそも事の発端はオリスタで山田さんが「Aメロが圭人から始まる曲って初めてだし」と言ってそのあと圭人さんが「『Shall We?』ね」って返したところなんだけど。みんな、戦慄がほとばしっただろ。正直に言って。わたしが代わりに正直に言うね、「圭人さんがAメロ?圭人さん始まりの曲?ウソでしょ?そんなことある?ほんとに?よろこんでいいんだね?」って感じだったろ。自担のポテンシャルの高さをわたしは知っていても、いま事務所が圭人さんを推してくれるかどうかなんてわからないし、チャンスの順番はまだなんだろうって思ってたんだ。卒業してからだなって思ってた。いや、まだ思ってるけど。演技の仕事来るのはきっと卒業してからだなって思う。あれだけ熱心に勉強してるんだもん、来てほしいし、勉強した成果をどこかで見せてほしいと思ってるよ。話逸れたな。よく逸れるんだよ。
広い目で見たらそれぞれの曲でそれぞれメインの曲があるから、圭人さんと裕翔さんメインの曲があることは当然なんだけど、わかってるんだけど、それでもうれしかったって話なんだ。前置きが長い。
前述のとおり、「Shall We?」は圭人さんと裕翔さんメインの曲です。メインって言い方あんまよくないのかな。わかんないけど歌振りは多いと思う。圭人さんのソロパートがざっと数えただけで五つもあった。裕翔さんに関しては自信ないから言わないでおく。そこは裕翔担に任せる。

圭人さんのソロ、抜き出しましょうか。

一番Aメロ「浮かれたモンスターの群れが 声を上げ笑いだしたら 手を振ってキャンドルを点けよう」

一番サビ「演じきって主役を」

二番Bメロ「Clap your hands ためらわず」

二番サビ「時が許す限り永遠に この闇と踊っていて」

ラストフレーズ「光が射しても」

これ、ぜんぶ圭人さんのソロ。わたしが確認できる圭人さんのソロ。
…………多くない?多いよね?多いやんな?いっぱいあるやんな!?しかもいいところたくさんもらってるやんな!?戸惑うわ。予想以上でめちゃめちゃ戸惑ってるわ。
ちなみに「時を止めて すぐに」はもしかしてとりんとりんだったりする?とか思ってるけどぜんぜん自信ない、わかんない。有岡先輩とかにも聞こえる。だから言及しないです。

いや、もうね、冒頭のAメロの部分で一回死んだじゃん。
「モンスター」の伸ばし棒と「声を上げ」の上げの音の伸ばし方から「笑いだしたら」の吐息交じりの声、「キャンドル」の高音、「演じきって」のアクセントの付け方、ラストの「射しても」のフェイドアウトしていく声、どれをとっても好きしかなかった。
もともと圭人さんの歌声が好きなわたしは、こないだコンサートでやっぱり好きだって再確認したばっかりだったからさ、もう、ほんとにわたしの聞きたかった圭人さんの歌声だった。甘くてかすれてやわらかいのに低くてセクシーな声だった。
控えめに言っても、この曲が圭人さんのお声にどハマりしてると思う。ミステリアスで低く聞かせるメロディーに、ときおり高音が混じってなんとなく心を落ち着かせなくさせるような曲じゃない、圭人さんに合うに決まってる。合ってるんだって。だからなおのことテンションめちゃぶち上げなんですよ。
あとさわたしさ、コンビだったらとりんとりんを推してるんだけど、ラストフレーズ聞きました?

「時が許す限り永遠に この闇と踊っていたい」が裕翔さんで
「光が射しても」は圭人さんですよね?

もっと言うなら一番サビの「光が射すまで」が裕翔さんで二番サビの「時が許す限り永遠にこの闇と踊っていて」は圭人さんですよね?

……ありがとうございます!!!!!!!!!!(直角九十度)
世界が最近やさしすぎてどうしようって思う。ここでほんとうにいいの?って戸惑ってる。いいんだね?いいのね、これで。わかった、ほんとうにありがとうな、世界。

もうずっと「Shall We?」の世界に浸っていたいくらいだけれど、最後の時計の音で夢から現実に帰らされるのもよくできた歌だと思う。ごめん、自担に甘いオタでごめん。
なんでかよくわかんないけどユニット曲の314よりも圭人さんのお声が聞こえるから(ちなみに314に関しては最初悲しかったけど基本的に圭人さんがそのスタンスで行くならわたしはそれでいいスタンスなので許してます)、ぜひともいろんなひとに聞いてほしい「Shall We?」でした、そんな感じで現場からは以上です。ほかの通常曲は違う担当さんの言葉を拾いたい所存。

ほんと、まだ胸がいっぱいですよ!!!何回聞いたかわかんないけど、まだ聞いてるもん!そろそろ「NEW AGE」をヘビロテしようかなって思ってるけど!これ書いたら次はそっち……。何度も何度も噛みしめたくなる曲が多くて、これはアルバムだったのか?って感じなんで、ツアーでたくさん披露してくださいね。
しかし、卒業制作に追われていて死にそうなわたしでもこんなにしあわせになるんだから、みなさんもいろいろしあわせになれるシングルだと思う!メイキングもちょう楽しかった!それはまた明日にでも言わせてくれ。

あ、「Shall We?」、途中で狼が現れるのでそこもなんだかハロウィン感あって楽しかったな。光くんは猫じゃなくて狼だったんだな。

 

 

 

わたしの担当が万物にやさしすぎる



もうそのまんま、わたしの担当がやさしすぎるって話なんだけどさ。

ちなみにわたしの担当はHey!Say!JUMPの岡本圭人くんなんだけど、もう世界一しあわせになってってずっと思ってる。みんなも担当にそう思ってると思うんだけどさ!やっぱしあわせになってほしいよね!親かよ?って感じだけどもうそれに尽きるんだよね。平成五年の四月一日生まれ、生まれたのは嘘じゃない岡本圭人くんがわたしの担当です。10/10の一部のアイドル自己紹介、またどこかでもやってくれよな。
そう、岡本くんの話なんだけど、彼がやさしすぎる男であることはJUMP担ならもう知ってるし、わかりきってるし、おまえ何言ってんの?レベルなのはわかってるんだけどちょっと「え?うそだろ?」みたいなことがあったもんだからこうして文章を書いている。あ、ぜんぜんシリアスな文じゃないよ、ポップだよ。
まあ、常日頃から岡本圭人という男のやさしさ恐ろしいなって思ってたんだよ、わたし。どんだけテレビの前で「怒っていいよこれ!」って言ったことか。でも怒りのポイントを決めるのは他人じゃないし、圭人さん本人だからさ、圭人さんがいいならそれでいいってスタンスだったわけです。過去形っぽいけどそれはいまも変わってない。圭人さん本人がそれでいいならわたしはそれでいいし、もどかしさは覚えるけどって感じ。メンバーもなんだかんだで「圭人はやさしい」という共通認識のもと弄って、そのやさしさに甘えてるんだろうなと思うと、それはそれで一種のカタチだしなと納得してる。ぜんぜんしてる。まあ行き過ぎたイジリはちょっとファンとして寂しくなってしまうところもあるけどさ。圭人さんがこう、注目されてるのはうれしいし、テレビとかだとおいしいよなとは思っちゃうからさ!

そんなことを思いながら生きてたんだ、わたしは。
自担の底知れないやさしさに尊さを覚えつつ生きてたんだ。いまもだけど。
そんなときに見たのがこないだのレポだった。ペットショップラブモーションのくだり。そういやわたしも10/9行ったんだけど、かわいさの極みだったよ、あの四人。あれ全員でやってくれよって思ったのが完全に10/9のことだった。タイムリー。

もちろん出てくるのが圭人さんのゴリラネタですよね。山田さんが「圭人はゴリラでしょ」と言ったのを皮切りにそのネタが繰り広げられたらしい。
もう、それに関してはぜんぜんいい。許す。慣れたし、けっこう嫌いじゃないし、自担がゴリラ扱いされてることはもう承知だったし、それに関してはよくある〈仲良いから言えるノリみたいなもの〉っていう認識だし、怒ることは別段ない。
それにこないだ(10/8)VS嵐岡田准一先輩が来たときも榮倉奈々ちゃんにゴリラと呼ばれて「仲良いから言えるんですよ」などと言っていた。どうやら仲良いとゴリラって言ってもいいというのはHey!Say!JUMPの常識ではなく、わりと世界の常識らしかったのでなおのこといい。

しかしその次の誰かのひとこと、

「ゴリラがかわいそうだよ」

という言葉にわたしは「えっ誰が言ったんだよ!?」と一瞬で憤って、一瞬で冷めた。

なぜなら鉤括弧の前に「圭人」と書いてあったからである。ようするに、圭人さん自身が「ゴリラがかわいそうだよ」と言ったのである。

……いや、おまえかよ!!!!!!
自分かよ!!!!!!!なんだよ!!!!!!!
なに?けいとりんのやさしさは人類のみならず霊長類にも与えられるものなの!?!?ゴリラ>自分なのかよ!?って感じ。一瞬で感じた。バイト中だったけどうそだろ感半端じゃなかった。
いやいや、霊長類にまで及ぶ自担のやさしさよ。マリアナ海溝より深いのかよ。わたしだったらゴリラ扱いされたらさすがに無言になるぞ。なんだよ、「ゴリラ扱い」って日本語、初めて使ったわ!!!
でもまあ、よくよく考えてみれば自担、選ばれなかった曲の気持ちになって好きな曲選べないような子だった。ゴリラの気持ちにもなれちゃうのかもしれない。さすがの山田さんも「それは違うだろ!?」ってつっこんだらしいけど、圭人さんはたぶんマジで言ってる。わりとマジでゴリラの気持ちになってる。たぶん、そういう人。
そうなんだよね、圭人さんのやさしさって「自分がされたら嫌なことはできない」という人間がわかりきってるくせにうまくできないことから生まれてるんだよね。やさしいって言われることにあんまりピンときてないのはそれなんだよね。圭人さんにとっちゃ当然なんだよ。だって自分がされたら嫌なことはしないんだもん。やさしくなるよ。人間の鑑かよ。そりゃ昔はなんかやんちゃというか、思ったこと口に出して言っちゃうタイプだったらしいけどさ、いろんなこと思うようになったんだろうね。いま、ほんとキミのやさしさどこから生まれてる?って聞きたいくらいやさしいよ、圭人さん。そんなにやさしいくせに本読んでるときに話しかけられてもあんまり構ってあげないというところなどには人間味を感じてまたキミが好きになるんだけどね……。ずるいよね……罪だよね……。みんな思ってるだろうけど、自担、罪つくりだよね……。

だから、ほんと、そんな圭人さんを怒らせたいのちゃんすごいぜ。携帯勝手にいじったら怒られたらしいんだけど、ていうか、ゴリラ扱いされても怒らないのに携帯見られたら怒るってそれはどういう基準なんだろうとか思うけど、そういうズレも圭人さんらしいなと言ったところ。
怒ってくれとは言わないけど、押し殺すなとは言いたいよね。感情は押し殺してもいいことないからさ。もし押し殺してないんだったらぜんぜんそのままでいてくれていい。万物にやさしすぎるキミでいてくれ。そんなキミをわたしは応援するから。そしてきっと世界もやさしくなるよ。

しかし、初めてのブログの記事がこれってどーなのよ……。もうたぶんほとんど書かないけど、わたしの備忘録アンドひまつぶしみたいなもんだから許してくれ。